“Me”販売停止および自主回収のお知らせ

プレスリリースの文章を一部転載しております。
詳細はプレスリリースをご確認ください。
プレスリリースURL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000119985.html
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令和5年4月10日

“Me”販売停止および自主回収のお知らせ

〒189-0003
東京都東村山市久米川町3-14-10
豊島屋酒造株式会社
代表取締役 田中孝治
TEL:042-391-0601

日頃より、「それは古来伝わる、麴のリキュール”Me”」をご愛顧いただき、誠に有難うございました。
誠に心苦しいご案内ではございますが、ここに”Me”販売停止、および同商品につきましての自主回収のお知らせを申し上げます。

平成29年、有限会社神田豊島屋より、「国産米こうじ、国産米、国産米焼酎」を原料とした、飲み物としての最高級みりんの製造を依頼され、受注いたしました。
そして令和3年6月、本商品は”Me”と命名され、(有)神田豊島屋を通じて販売されて参りました。
弊社としましては、”Me”を製造するにあたり使用し「本格焼酎」と記載されている原材料について、こちらは全量国産米を用い単式蒸留を行って製造された原料であり、また、加水を行うことでアルコール度数を38%に引き下げたのちにもろみタンクに投入されることから、「本格焼酎」に該当すると認識しておりました。
しかしながら、該当原料は単式蒸留ののちに連続式蒸留を行っており、また弊社への納入時点ではアルコール度数が65%であることを考慮すると、この原料は「本格焼酎」のみならず「焼酎」の定義からも逸脱しているのではないかと、総販売元である(有)神田豊島屋から指摘がありました。
その指摘をうけ、弊社担当管轄である立川税務署へ確認をとりましたところ、原材料欄への表記は「本格焼酎」ではなく「醸造アルコール」と記載したうえで出荷すべきであるという指導をいただきました。その結果、(有)神田豊島屋からの発注内容とは異なる商品となるため、”Me”は全商品について販売停止とさせて頂きます。
また、お客様からの信頼を損ねた行為を行ったことに対して謝罪の意を表し、すでにお買い上げいただいた皆様については、当該商品について自主回収及び返金、または同等商品((注)詳細は別紙をご覧ください)への交換を行います。回収・返金処理をご希望の方につきましては、具体的なフローを別紙に記載しておりますのでそちらをご覧ください。

なお、発注内容とは異なる原料が使用されていたことに起因し、雑菌が繁殖する等、品質安全上支障をきたすような問題はございません。また、本製品の品名が「本みりん」であることに変更はございません。
そのため、そのままご使用いただくことは可能ですが、ご希望いただいた皆様につきましては当該商品について回収・返金、同等商品(注)への交換をさせて頂きます。

ご愛顧賜りましたが、ご期待を裏切る結果となってしまい、本当に申し訳ございません。
(有)神田豊島屋との協議を経て、再度、国産米こうじ、国産米、国産米焼酎を使用した飲み物としての最高級みりんを製造する決意をいたしました。
再販を目指し、全社全身全霊をもって醸造にまい進いたします。

総販売元:有限会社神田豊島屋からのお詫び
この度は「それは古来伝わる、麴のリキュール”Me”」につきまして、このように残念なお知らせをさせて頂くこととなりました。当社を信頼しご購入下さった酒類販売業者様、飲食店関係者様、個人のお客様、弊社を取り上げて下さったメディアの皆様、そして本商品を応援していただいているすべての皆様に、心よりお詫び申し上げます。

当該商品につきましては、品質上は何ら問題が無く、またバーテンダー、パティシエ、料理家などをはじめとしたプロフェッショナルな皆様や、日本国内のみならず海外の方々からも大変ご好評いただいておりましたが、我々の大きなこだわりの一つである、『古来のみりんの原料「国産米こうじ、国産米、国産米焼酎」の3つで造り上げる、世界最高峰のみりんを』という商品コンセプトから少しでも逸脱をしているならば、いかに味わいが優れていたとしてもこのまま販売を続けることは難しいと感じ、製造元である豊島屋酒造㈱と協議し、税務署からのご指導を仰いだ結果、このようなご報告をさせて頂くこととなりました。

まずは総販売元として管理が行き届かなかったことに対し深く反省し、今後は豊島屋酒造㈱とより強固な関係を築いてまいります。さらなる商品開発を重ね、改めて「世界最高峰のみりん」と胸を張って誇ることができる商品を造り上げる所存です。お許しいただけるなら、皆様に再びお手に取っていただけたら幸いです。

この度は皆様からのご期待とご信頼を裏切ることとなり、誠に申し訳ございませんでした。

有限会社神田豊島屋
取締役社長 木村倫太郎

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