「日本茶の生産者、問屋さん、産地、文化 全てに於いてボーダーレスでありたい」 VERT(ベール) 

名店とよばれる飲食店がひしめく、神楽坂の裏路地。石畳を歩いた先のビルの2階に、デザートマニアたちが足しげく通う「VERT」はあります。

VERTは、できたてのデザートと日本茶のペアリングを楽しむことができる、デザートコース専門店(コースは月替わり)。
デザートの有名店をいくつも渡り歩き、腕を磨いてきた田中シェフが、約半年前にOPENしたお店です。
わずか5席のカウンターのみ、静かにゆっくりとした空間の中で、田中シェフが一つ一つのデザートを目の前で丁寧に造り上げてくれます。

そんなVERTのデザートコースの一部として、“Me”も8月からお取り扱い頂いています。
9月初旬にお伺いした際には、1枚目の「五平餅」の味噌、そして2枚目の「黄金桃とマンゴーのクレープ」に添えるアイスとして、Meをご使用いただきました。
その自由で革新的なアイデアでデザートマニアたちを魅了する田中シェフの頭には、今後もMeを様々な場面でお使いいただく構想があるそうです。

“茶湊流水(ちゃそうりゅうすい)”と名付けられたVERTのコース料理。

四字熟語「行雲流水」からなぞり 湊=人、物、文化が集まる
それを水が流れるが如く 日本茶をもって受け入れ発展させる
日本茶の生産者、問屋さん、産地、文化、全てに於いてボーダーレスでありたいという、田中シェフの心情をデザートに投影する
という意味が込められているそうで、

全国の生産者のもとを足しげく通った末に集められた日本茶や食材が見事に調和した、
まさに田中シェフのその独創的な世界観が映し出されたデザートの数々には「息を吞む」という言葉が相応しく、あっという間に時間が過ぎ去っていきました。

バーやホテルとのコラボレーション企画も続々と発表されているVERT。
ぜひご注目ください。

店舗情報
VERT (ヴェール)
住所:東京都 新宿区 津久戸町 3-19 DeLCCS神楽坂津久戸町 2F-A
電話番号:非公開(完全予約制)
予約方法:公式Instagramアカウントよりご確認ください。

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